不動産売却の任意売却の仕組みとは?
2023年04月01日
持ち家を所持していて、何らかの事情で住宅ローンの支払いが難しくなるケースは誰にでも起こり得ることです。
しかし、住宅ローンが残っている家を売りに出せるのでしょうか。
この記事では、手段の一つである任意売却の仕組みを解説していきます。
不動産の任意売却とは?メリットを解説
不動産の任意売却とは、住宅ローンの支払いができなくなった場合や、自己破産の手続きをおこなった場合などに家を売却する方法です。
この場合、家の権利が債権回収会社や保証会社へ移行します。
順調にローンを支払う予定であっても、急なリストラや病気によって安定した収入を得られなくなるリスクは、誰にも起こり得るかもしれません。
上記のようなもしものときに使える手段なので、この記事で把握しておきましょう。
任意売却を選ぶメリットは、
●通常の売却方法とほぼ変わらない
●住宅ローンの残債は一括で支払わなくて良い
●売った金額から手数料を差し引ける
の3つです。
まず、通常の売却方法とほぼ変わらないことがメリットです。
周囲に知れ渡るリスクも少ないため、安心できるでしょう。
また、住宅ローンの残高は一括で支払う必要はなく、分割でも許可されます。
さらに、家を売った金額から手数料を差し引かれるため、自己負担を減らせます。
任意売却で不動産を売る流れ
具体的なメリットがわかったところで、実際にはどのような流れで不動産を売るのでしょうか。
任意売却の流れは、下記のとおりです。
●不動産の価格査定
●住宅ローンの残高を調べる
●金融機関などへの同意を得る
●物件情報の掲載、内覧会など
●契約と代金の決済
●不動産の引き渡し
●住宅ローンの残債の返済
お金に関わることなので、しっかり覚えておきたいですね。
まずは、家の価格と住宅ローンの残高の現状を把握しなければなりません。
これにより、売却計画を立てていきます。
次に、金融機関などへ相談して、売却価格などの了承を受けます。
許可が下りれば、通常の不動産売却と同様に、物件情報の掲載や内覧会をおこないます。
内覧会は、家の良さをアピールするチャンスです。
そして買主が決まれば、契約と代金の決済、家を引き渡す流れです。
また、住宅ローンの残りは支払わなければなりません。
しかし、一括で支払う決まりはないため、無理のない範囲で返済していきましょう。
まとめ
不動産を任意売却すると、通常の不動産と同様に売却できることがメリットです。
売却の流れを理解しながら、困ったときはぜひ検討してみてください。
私たち藤澤不動産は、不動産売買など大切なライフイベントをお手伝いするべく、真摯に取り組んでまいります。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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